関根一夫牧師からの
「お見舞いとご挨拶」
2020年4月26日
MACFの皆様、おさなごチャペルの皆様
コロナ感染以外のニュースをほとんど見ることができないほど、朝から晩まで感染に関するニュースであふれている今日この頃、皆様、体調はいかがですか?
疲れてしまっている方や不安で眠れない方もおられるかもしれませんね。
神様からの不思議なほど素晴らしい助けの御手が皆様の心に深く届きますように、心からお祈りします。
さて、コロナ感染に鑑みてお茶の水クリスチャンセンターは全館が休館状態になっています。
おさなごチャペルは保育園の善意によって実行されてきましたがMACFと同じ3月第2週から礼拝を休止しています。保育園へのご迷惑をかけたくないからです。
現状では緊急事態宣言の期日は5月6日までとなっていますが、思うに、そんなに簡単に解除できるものではありませんし、仮に解除になっても50人以上の集会が自由に開催できるようになるのは、かなり先のことになるだろうと思っています。
お茶の水クリスチャンセンターが会場を提供できるようになっても、今までと同じような形ですぐに礼拝が再開できるとは考えられません。
残念なことではありますが、数ヶ月先、もしくは一年先とかにならないと今までと同じような規模での集会は難しいかもしれないと私は感じています。
集まって礼拝できないことは、とても残念なことですし、悲しいことではありますが、「日ごとの糧」は毎朝届けられ、礼拝のメッセージはYoutubeで視聴できます。
それによる心の養いは、いくらかは提供できているように思います。
今は、身近な人たちとの絆とネットワークを深めつつ、「生きる」を選ぶことに真剣になっていただければと思います。
つまり、神様があなたを今の場所に派遣してくださって役割を与えてくださっていると考えて、礼拝の心やみことばに養われる心を大切にしながら、じっくり礼拝再開を待つと同時に、送られてくる映像やメールを支えにして、「今置かれている場で生きる」を選んでいただきたいと思うのです。
状況を見ながらということになりますが、どんなに早くても9月頃からの再開になるのではと私は個人的に感じています。
皆様からの私へのメールでの連絡はいつでも歓迎です。
必要があれば、電話でもネットでも連絡をしていただいて良いです。
私の方からも何かコミニュケーションの方法を考えます。
くれぐれも、ひとりで重荷を抱え込まないようにしてください。
もし悩みや疑問、質問や心配ごとがあったら、イエス様に祈りながら、部分的に私に教えてください。
私も祈りますし、一緒に考えたいと思います。私はそれを他者に広めるようなことは致しませんので。
ただ、おそらく、私は答えを持っていませんので「解決者」にはなれないだろうと思います。
でも、悩みや重荷を受け止め、一緒に祈ることはできます。
メールも使えず、ネットでの映像も見ることができな方々もおられます。
なんとか手紙などで連絡を取りたいと思っています。
くれぐれも「ひとりぼっち」ではないことを心に留めてください。
MACFは礼拝者集団であり、絆とネットワークを大切に、社会に生き、互いに生かし合おうという集団・教会です。
「いてくれてありがとう」を伝え合いたいと願っている集団です。
集まれるようになったら、ぜひ、10人でも50人でも、100人でも一緒に集まりましょう。
でも、今はそれが許されていないし、集まらない方が「生命を選ぶ」ことに近い選択なので、それを大切にしたいと思います。
礼拝の休止が思いの外、長期間になりそうです。でも、がっかりしないでください。同じみことばにより、心からの主への祈りにより、わたしたちはつなげられており、心は結ばれています。
「自立的生き方」を学習する期間として、感謝して、この時期を過ごして行きましょう。
ちょっと生意気ですが、使徒パウロがフィリピの人たちに伝えている事柄がとても明確に理解できるような気がします。
フィリピの信徒への手紙4章
4:4 主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。
4:5 あなたがたの広い心がすべての人に知られるようになさい。主はすぐ近くにおられます。
4:6 どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、
求めているものを神に打ち明けなさい。
4:7 そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。
4:8 終わりに、兄弟たち、すべて真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なことを、また、徳や称賛に値することがあれば、それを心に留めなさい。
4:9 わたしから学んだこと、受けたこと、わたしについて聞いたこと、見たことを実行しなさい。そうすれば、平和の神はあなたがたと共におられます。
4:10 さて、あなたがたがわたしへの心遣いを、ついにまた表してくれたことを、わたしは主において非常に喜びました。今までは思いはあっても、それを表す機会がなかったのでしょう。
4:11 物欲しさにこう言っているのではありません。わたしは、自分の置かれた境遇に満足することを習い覚えたのです。
4:12 貧しく暮らすすべも、豊かに暮らすすべも知っています。満腹していても、空腹であっても、物が有り余っていても不足していても、いついかなる場合にも対処する秘訣を授かっています。
4:13 わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。
4:14 それにしても、あなたがたは、よくわたしと苦しみを共にしてくれました。
この言葉を、MACF、おさなごチャペルに関わっている皆様に、私からの言葉としても贈りたいと思います。
実は、私は、日曜日に直接皆様にお話しできないことを除いてはほとんど普段どおりの生活をしています。
クリニックはこういう中で案外忙しく、患者さんを迎えていますし、いわゆるコロナ鬱的な方々は決して少なくありません。
どんな形であれ「生きる」を励ます役割を果たしたいと願っています。
しばらくはYoutubeでお目にかかることになります。
でも、生きていれば、必ず、直接会える日がきますので、その置かれている場所で楽しみを発見し、喜びを発見し祈りの課題を発見しながら、主イエス様とともに歩んでください。再会を楽しみにしています。
皆様の生活と健康が守られますように、心からお祈りしています。
私のためにも、どうぞ、お祈りください。祝福がありますように。
関根 一夫